
副院長 兼 看護部長 山中ひろみ
看護学修士(岐阜県立看護大学大学院卒) 認定看護管理者
私は、看護部の理念を具体的にどのような看護をすることかを大学院の研究として取り組みました。そこで、『その人らしさ』を尊重した看護ケアを展開する過程において、その人らしさは、患者の思いや考えが言葉や態度など表現している事象として11項目に分類できると思います。@食事や水分に関することA行動に関することB排泄に関することC家族に関することD家族以外の人間関係に関することE仕事に関することF金銭に関することG趣味、生きがい、望みに関することH検査に関することI症状に関することJ治療や薬剤に関することです。さらに11項目を看護ケア上でみると、@ADLに関することA人間関係に関することB生きがいに関することC疾病に関することの4大項目で看護ケアの共通性を見出すことができました。
しかし、これらの項目の中には、整理できないものもあり、人間の思いや考え、行動は、単純な一つの要素に分解されるものではなく、複数の要素が関係しているといえます。また、症例の転帰として、死に至った患者のケアとして、生きているうちにやっておきたいことや残された生命に対する思いなどを尊重するには、看護師として何を支援するかを患者・家族と一緒に考えることが重要であると思います。逆に、回復して退院する患者の看護ケアとしては、患者自身が疾病を理解し、受け入れ、共に歩んでいくことができるよう支援することが必要だと思います。
私がこれらのことを踏まえて、「その人らしさを尊重した看護」とは、患者の価値観や人生観に基づいた思いや考えを尊重しながら、看護師や専門職として患者を支援することです。それには、患者との信頼関係を構築し、患者に寄り添い、患者の話を傾聴し、共感するなど看護技術を駆使して、11項目を通じて看護実践を行うことであるといえます。これらは、患者を全人的にみること、そして、その人の主体性を尊重し意思決定できるように支援することが、「その人らしさを尊重した看護」につながると考えます。
私たち看護部は、患者様、ご家族の方々、施設利用者様、地域の皆様などあらゆる方々の『その人らしさ』の支援ができることを目指しています。そのために、看護専門職として自覚と責任を持ち、看護実践能力を向上させて、少しでも皆様方の支援ができるように日々努力しています。


平成11年6月1日作成
平成16年4月1日改訂
平成21年7月27日改訂
| 外来 | 現在は、糖尿病教室に力を入れて実施しております。参加希望の方は、職員にお申し出ください。(偶数月の第4土曜日です) |
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| 病棟 |
看護単位は3単位です。 ■医療型療養病棟とは、退院に向けてサポートする病棟です。
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